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押切もえ初のエッセー本『モデル失格』
女性ファッション誌AneCanの人気モデル、押切もえさん初のエッセー本が本書『モデル失格 ~幸せになるためのアティチュード 』。モデル(読モ含む)は、普通、ブログ本みたいな写真中心のライトな本を出すことが多いのですが、活字中心の新書で出すあたり、さすが、いい意味でも悪い意味でも、文化人路線で賛否両論を巻き起こしている押切もえさんといったところ。「バイブルは太宰治の人間失格」と公言しているだけあり、本書のタイトルも「モデル失格」とかけてあるのですが、本当に太宰治が好きなようです。なんでも、人間失格の主人公とモデルとして挫折し苦しむ自分の心情が重なるんだとか。
内容的には、モデルとして不完全(昔の押切もえさんはマイナス志向だったので大げさに「失格」と表現)な押切もえさんが、いかにして、ポジティブに、アクティブに、ハッピーになっていったのかが綴られている、シンデレラストーリー&押切流自己啓発論です。挫折や失敗を通して得られた考えが、端的にまとめられております。
<目次>
第一章 失格モデルの原動力
第一節 挫折が教えてくれたこと
第二節 変化は「なくす」ことじゃない、「増える」こと
第三節 最大の長所は、コンプレックスです
第四節 最後の味方は、いつも「人」と「言葉」だった
第二章 押切流・幸せになるための処方箋
第一節 「こころ」をポジティブにする方法
第ニ節 「からだ」をポジティブにする方法
第三節 「仕事」ポジティブにする方法
第三章 押切流☆幸福論
第一節 幸せをつかむ「姿勢」の作り方
第二節 「幸せになりたい」が、全ての原動力
「臆病、あきらめが早い、人見知り」という性格。ビューティーぺージでなかなか取り上げてもらえない顔立ち。20歳の時、大切な友達を事故で失った(これ、3年半付き合ったという彼氏のことだと思うのですが、なぜか友達に)。「よくその二の腕でうちにこれたね」と駆け出しの頃「太さ」を指摘された。CanCam採用後、所属事務所がなくなり工場で日雇いのアルバイトをしていた。人気絶頂期に起きた頚椎骨折と入院生活(この入院生活に結構ページを割いてた)。コンプレックスや苦労話を振り返りながら、どのように結果を出していったのかがたんたんと書かれているので、モデルに憧れている女性やコンプレックスの強い女性は興味深く読めると思いますが、ギャル時代の話(親との確執)、整形疑惑、華やかなモデル生活の話、モデル仲間との絡みなどは、ほとんど触れられていません。そちらの話を期待している人には残念ですが、あくまで、本書は自己啓発書という感じです。
押切もえさんが語りたい話と読者が聞きたい話が違うのは当たり前といえば当たり前ですが、どうやってCanCamの人気モデルになっていったのかについては、深く掘り下げて語って欲しかったなと。「貧乏モデル時代」から、いきなり次のページでは「マンネリという病」と、時が4年も飛んでいるんですね(笑)「2003年11月号、美容ページで初めての押切もえ特集」「2004年6月号、はじめての単独表紙」という感じで、5〜6行にわたりその間の実績が簡単に並べられるわけですが、読者が知りたいのは、その時の心情や人間関係でしょう。単独表紙まで何かドラマがあったはずです。そして、何より、どうやって、CanCam三枚看板の一角にまで登りつめたのか、具体的に何を頑張ったのか、抽象的な自己啓発論よりそこが知りたいと思うんですよね。他にもギャル時代の活躍、ギャルから赤文字系雑誌の価値観へどのように持って行ったのか、押切もえさんが見る他のモデルへの人物批評など、もっと深く聞いてみたい点が多々ありました。
本書を読み終えてまず思ったのは、テレビでの受け答えを見ていてもそうですが、本当、まじめな人なんだなぁと。本書にもそのまじめさがよく出ています。プロ意識、努力、目標、一生懸命。本書での頻出ワードです。きっと、この真摯さが女性の共感を呼んでいるのでしょうね。
時には、「そんなに頑張ってどうするの」「本当に努力家だね」と言われることもあります。でも、私はどうしても走り続けずにはいられないんです。その先に、夢があるから。愛してほしいと思う、愛したいと思う、たくさんの人がいるから。
こんな感じで、愛、夢、希望、幸せ、成長、と、キラキラワードも正面から大まじめに語っているわけですが、その猪突猛進ぶりが私には眩しく、もう少し、ユーモアを混ぜてくれたらいいのにな、と思う次第であります。でも、そのまっすぐな心が彼女をコギャルからここまで成功に導いたのだろうな、と思わずにはいられない、そんな一冊でした。

押切もえ お気に入りブーツに起きた「ミラクル」とは?
モデルの押切もえさんがブログで、「ミラクル☆!?」と題して、ちょっとした失敗談を披露している。
今日はとっても歩きたい気分だったという押切さんは、お気に入りのブーツで通勤した。パープルの底の低いブーツで、もこもことしたファーがついているのが特徴だ。
「ニットカーデ&『トコパシフィック』×『mou』のモコモコブーツで、
これまた『めちゃユル』スタイルです
このブーツ、軽い上に、ファーがふかふかで、と〜っても履き心地がいいの」
と、紹介する。このブーツを外で履くのは今日が初めて。とはいえ、「なんか、ヘンだなぁ〜…」と違和感があったという。
この日は早朝から、雑誌の写真撮影だった。たぶん楽屋に到着してからだろう、ブーツをよく見ているうちに気付いたのだ。というのは、なんと、両足とも「右」だったのだ。
こういうことに、たびたび遭遇してしまう押切さん。この「ミラクル」な出来事には、スタッフもみな笑ってくれて、嬉しかったそうだ。「朝から楽しいことがありました」とも。普通ならいらっとしてしまう出来事にも、笑いで切り返すのはすごい。

押切もえ 「自伝エッセー泣きながら書いた」
初著書「モデル失格」の発売イベントを行った押切もえ 人気モデル、押切もえ(29)が8日、東京・銀座の福家書店で、初著書「モデル失格」(777円、小学館)の発売記念握手会を行った。不遇時代や大けがを負った事故、工場の日雇いアルバイトだった知られざる過去を赤裸々に綴り、「泣きながらパソコンに向かった」ことも。この日は完成本を手に満面の笑顔で、「私のトホホ…なエピソードを読んで笑ってください」とメッセージを送った。
イベント会場には限定100人の女性ファンが集まった。
なかには押切に抱きつき、「かわいい〜!! もえちゃんみたいになって欲しいから、(赤ちゃんに)『もえ』って名前をつけます」という千葉県の妊婦も。カリスマ的な人気を誇る押切にも、これまで語らずにきた苦労や苦悩があった。
「苦労はいっぱいありました」と一番にあげたのが、05年、ハワイの海で波にのまれ頸椎を骨折したこと。



押切もえと滝沢沙織「夏は恋の停滞期」
押切もえちゃんと巨人の野間口貴彦投手が真剣交際していることが分かりました。